ホームのトップページへもどる>薬で健康になおす「たかが虫刺され」もきちんと処置を
  • ハイキングやキャンプなど野外に出かけ、自然に触れ合う機会が多くなる季節となりました。それだけに、思いもかけないときに虫に刺されたり、かぶれたりすることも少なくありません。

    虫刺されは、刺されたあとが残ったり、かきこわして症状がひどくなったりすることがあります。まずは、「虫よけ剤」を塗って刺されないようにし、もし刺されてしまったら「かゆみ止めの薬」などをぬって早めにケアしましょう。

    ■「たかが虫刺され」もきちんと処置を・・・
    「ちょっと蚊に刺されたくらい」と思っていても、幼小児では虫刺され箇所を掻きすぎます、そこから細菌感染が起き、「とびひ」になることも多いので、きちんとした処置をしてあげましょう。

    とくに赤ちゃんの肌は、デリケートです。虫に刺されると症状が強く出てしまいます。掻きこわさないよう、子供のつめはいつも短く切ってください。良く手を洗い、清潔にすることも大切です。

    ■虫のいる場所は避けたいが…
    キャンプや魚釣りなど、アウトドアでのレジャーは心踊るものですが、その楽しみに水をさすのが「虫刺され」です。虫刺されは、痛みやかゆみを伴い、とても不快なものです。刺されないようにするためには、虫が活動する時間帯や多く発生する場所を知り、その時間帯や場所を避けるのが一番です。

    しかしそうはいっても、「虫刺されこわさ」に海や山へ出かけないというわけにはいきません。山へ出かけるときは、(1)肌が露出しないような服装や少し厚手の服を着る(2)海岸近くの林などを散策するときは上着を着るーなどの注意をしましょう。

    ■ハチなどに遭遇したら…

    ハチは蚊のような吸血昆虫ではないので、こちらから刺激したり危害を与えない限り、まず襲ってくることはありません。ハチは、動くものや黒いものを襲う習性があるので、襲ってきたら逃げたりせず、姿勢を低くして頭を隠し、とにかくジッとしているのが良いようです。

    蜂の巣をみつけた場合は、静かに後ずさりして巣から離れるようにします。蜂は、匂いのするものを攻撃する性質がありますので、香水や匂いのきつい化粧品、整髪料などの使用は極力避けてください。

    ■ハチに刺されたら・・・
    針が刺さっていたら毛抜きでそっと抜きとり、傷口に口をあてて毒を吸い出してください。その後、流水で洗い、抗ヒスタミン剤や副腎皮質ホルモン(ステロイド)含有の薬を塗ってください。腫れや痛みがひどいときは、冷やしたタオルや氷のうで冷やしてください。

    そしてなるべく激しい運動は避けて安静にし、薬を塗って3日経過しても症状の改善が見られないときは、医師の診察を受けてください。

    ■その他、こんな虫にも気をつけて…
    ◆蚊、ダニ、ノミに刺されたら・・・

    早めに、「抗ヒスタミン剤」の入ったかゆみ止め薬を塗ってください。刺された患部をかき壊してしまうと、そこから細菌が入り、化膿する原因となります。虫に刺されやすい方や虫の多い場所に行く場合は、事前に虫よけ薬を塗っておくと効果的です。

    ◆アブ・ブユに刺されたら・・・
    キャンプ場や野山に生息するアブやブユは吸血性の昆虫です。とくにブユは、体長3〜5ミリくらいの黒い虫で刺されるとたちが悪く、刺されたときには、チクッとした痛さで蚊に似ています。

    蚊のかゆみは、大体30分程度で治まっていくのに対し、ブユに刺された箇所は時間の経過とともにひどくなり、爪の大きさくらいにぷっくりと赤く腫れます。刺されて2、3日は熱をもち、激しい痛みとかゆみを伴い、治るのに1週間くらいかかることもあります。

    人によっては、発熱や頭痛を起こすこともあります。とくに子供は、掻きこわすと化膿しますので、早めにステロイド剤配合のかゆみ止めを塗るなどの対処をお勧めします。熱をもっている患部は、冷やすことで痛みやかゆみが和らぎます。

    ◆毛虫や毒蛾に刺され、かぶれたら・・・
    毛虫の毒のある毛に刺されたり、毒蛾のりん粉に触れると、強いかゆみとともに皮膚が赤く腫れてきます。患部を触らないようにし、ガムテープを貼り付けて上から軽く叩き、一気にはがします。あとは流水で流して薬をつけます。

    毛虫に刺され皮膚に刺さった毛は、肉眼で見ることはできないので、テープ類の粘着力を利用してできる限り取り去ることが重要ですその毛が残るかどうかで症状が変わってきます)。テープが無ければ、水を強く出して洗い流すだけでも違います。その後は、早めにステロイド軟膏を塗ります。

    ■海水浴でも…
    ◆クラゲに刺されたら・・・

    クラゲに刺されたときは、海水でそっと洗い流し、副腎皮質ホルモン含有のお薬を使います。真水で洗うと、刺されたところから体内にクラゲの毒液が注入されやすくなるので、水洗いは禁物です。患部を冷やすことも忘れずに。

    湿疹がひどく、2〜3日たっても腫れがひかなかったり、熱が出た場合、また水疱ができて、ただれている場合は、必ず専門医に相談してください。(症状には個人差があります。)

    ●健康メモ
    外出前に、虫除け剤を肌の露出部分に塗っておくと、少なくともブヨや蚊を避けられます。顔に塗るときは、一度手のひらにスプレーしてからにしましょう。最近では、虫除けティッシュという便利なものが発売されており、この方が幼い子供や顔には使いやすくなっています。

    夏はつい、肌の露出の多い服を着がち。でも屋外で遊ぶときには、できるだけ長袖・長ズボン・帽子・手袋などの肌の露出を抑えることが、虫刺され予防の基本です。

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